レシピ付＊「kata kataな日常～自然と手が伸びる器～」

こんにちは！
キナルオンラインショップ担当のマカベです＾＾

アコさんこと、料理家の伊能勢敦子（いのせあつこ）さんに
連載していただくことになった「器コラム」。
コラム記事と写真が届きましたのでご紹介します♪

今回のテーマは、
“自然と手が伸びる器”　です。

登場するのは、「kata kata」さん印判手の器と、「kiyata」さんの豆皿。
その可愛さは、一目見たら忘れられないほど！
様々なメディアで取り上げられているので、
ご存知の方、もしくはもう持っている方も多いと思います＊
可愛い器だけに、使うのがもったいなくて…なんて方もいらっしゃるのでは？

今回もアコさんが素敵な盛り付けをしてくれていますので、
きっと活用の参考になると思います！

さらに、盛り付けに登場しているおかずのレシピもご紹介していますよ♪

では早速ご覧下さい＊

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アコさんの食器スタイリングコラム

Table Ware Column ：　No, 03　＊*
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自然と手が伸びる器の共通点は
美しいかどうか？
手に取った瞬間、質感やサイズ共にしっくりと馴染むかどうか？
盛り付けた際に、料理が美しく映えるかどうか？が大きなポイントです。

キナルでkata kataの器をはじめて目にした時
まずは美しい色合いに心惹かれました。
じっくり眺めてみると、器それぞれの濃淡の差、
絵柄のカスレに違いがあり独特の味わいがあります。

「我が家のアンティークテーブルにこの青色は絶対に映えるに違いない」
と即決で購入を決めましたが、使うほどに前述したポイントを押さえた
「自然と手が伸びる器」になっていると強く感じています。

キナルの真壁さんにお聞きした所
新しさの中にもどこか懐かしい雰囲気を感じるのは
昔ながらの「銅版転写」という手法を用いて
和紙に印刷した転写紙から、絵柄を素焼き生地に移し取る行程を
人の手によって一つずつ行われているからだそうです。

丁寧に絵付けする手間と時間が
器それぞれに単一的な印象ではなく
いい意味での差というか味わいとぬくもりをプラスしているのでしょう、
また日常的に使いやすいサイズ展開も嬉しい部分であります。

ある日のお昼ご飯は子供達の大好きな
肉団子の黒酢あんかけをつくり7寸皿に盛り付けました。
絵柄の美しさを際立たせる為に料理はシンプルに盛り付けた方が
器と料理のバランスを取りつつ良さを惹きだせます。

小振りでやや深みのあるなます皿には豆腐とほうれん草の白和えを盛り付け、
小皿にはあえてデザートを盛り付けました。

そして、今一番気に入っているのがうさぎと熊の豆皿です。
なんと可愛らしい！ユーモラスな豆皿なんでしょう！
プチコロッケをひとっつだけ、コロンとのせるだけでも食卓の雰囲気が変わります。

食器棚を開け、気が付けば手に取っているkata kataの器たち。
日常的に使いやすくおもてなしの食卓でも活躍中です。
じっくりと時間をかけて使い慣らしながら
我が家の雰囲気と温かみを重ねてゆければと思っています。

— recipe ——————————

〇肉団子の黒酢あんかけ（4人分）

《材料》
– 肉団子 –
豚挽き肉　　　　　450ｇ
ネギのみじん切り　1本
玉ねぎのみじん切り　1/2個
たまご　　　　　　1個
片栗粉　　　　　　大さじ1と1/2
塩・胡椒　　　　　適宜
醤油　　　　　　　小さじ1

– 黒酢あん –
黒酢　　　　　　　100cc　　━┓
きび砂糖　　　　　大さじ2　　Ａ
みりん　　　　　　大さじ1　　┃
オイスターソース　大さじ2　━┛
片栗粉　　　　　　適宜
揚げ油　　　　　　適宜
三つ葉　　　　　　適宜

■ 作り方
1　肉団子をつくります。
ボウルに豚挽き肉、ネギのみじん切り、玉ねぎのみじん切り、たまご、片栗粉・塩・胡椒をいれて手でよく練りあわせます。

２　肉団子を油で揚げます。
(1) を手に取ってころころと丸め、片栗粉をまぶし、180℃の揚げ油でカラッと色よく揚げ油を切っておきます。

３　甘酢あんをつくります。
ボウルに[Ａ]をいれてよく混ぜ合わせます。
フライパンに注ぎ強火で熱します。

４　肉団子にあんを絡めます。
あんがふつふつと沸騰してきたのを見計らい、(2)の肉団子を加えます。
加熱しながら味をからめ、艶が出てとろみがついてきた所で火を止めたら出来上がりです。

いかがでしたか？
甘酢あんの肉団子、ほんとうに美味しそうですよね！
意外と材料もシンプルですので、ぜひチャレンジしてみたいです。

では次回をお楽しみに！