【イベントレポート】マルニ60新作発表トークイベントを開催しました

こんにちは、キナルのミキです。

今日は、先日行われたマルニ60新作発表トークイベント「ロングライフデザインを語る」についてのレポートをお届けします。
リアルイベントで30席ほどのご用意でしたので、遠方の方など気になりつつも参加を断念されていた方も多いのではないでしょうか。
イベントの振り返りに加え、新作の先行販売情報やマルニ60フェア2024についても触れていますので、ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。

当社スタッフのアイディアから生まれた製品を記念して

今回のイベントは「キナル」単体のものではなく、実店舗「キナルバニラ」そして姉妹店「vanilla」とで一丸となって取り組んだイベントでした。
会場は、栃木県宇都宮市にあるカフェ「fudan cafe（フダンカフェ）」。
カフェが準備してくださったドリンクをいただきながら、なごやかな雰囲気での開催となりました。

このようなカフェを貸し切ってのイベントは当社NON VERSUSとしても珍しく、会場の設営はマルニ木工の皆さま、カフェのスタッフさまのご協力のもと、スタッフ総出で行われました。

というのも、今回の新作はMARUNI60 PROJECTにおいて当社スタッフ オクザワのアイディアが採用され、1年の期間をかけて準備してきたもの。
その製品化を記念しての開催だったんです。

MARUNI60 PROJECT（マルニロクマル プロジェクト）
全国のマルニ60販売店からアイディアを募り、商品やサービスの見直し、開発につなげていくプロジェクト。第3弾となる今回は当社スタッフ オクザワのアイディアが採用され、マルニ60初の「子供用の家具」が製品化となりました。
詳しくはこちらをご参照ください。

イベントにはスペシャルゲストにご登壇いただき、ロングライフデザインをテーマにトークセッションしていただいたほか、新作のお披露目と授賞式、質疑応答にフリータイムと、トータルで2時間ほどとなりました。
ゲストのお二人のトークはもちろん、お越しくださった皆さまの熱量や朗らかな笑顔が印象に残った会でした。

ロングライフデザインを語る

トークセッションにご登壇いただいたのは、マルニ60の生みの親でもあるD&DEPARTMENTディレクター ナガオカケンメイ氏、そしてマルニ木工代表取締役社長 山中洋氏のお二人です。

トークテーマは「ロングライフデザインを語る」。
マルニ60はナガオカケンメイ氏が発起人を務める「60VISION」に参加して生まれたブランド。
「受け継がれる価値をみんなで作る」、そして
いつの時代も変わらない定番（60）に、最新を組み合わせる（60＋）。
（お気付きでしょうか。マルニ60にも「マルニ60」と「マルニ60＋」があるんです！）

それから、これからの時代のキーワード。
厳島神社にあるマルニ60の原型「みやじま」のお話も。
はじめにナガオカケンメイ氏より60VISIONとマルニ木工についてお話しいただく中で、さまざまな言葉が心に残りました。

マイクは山中社長へと移り、「ロングライフデザイン」のお話へと続きます。
歴代の製品やブランドロゴ、そこから60VISIONによって導き出された「マルニ60」のデザインのこと。
「なんでロングライフデザイン？」「好きなロングライフデザイン」と題して、お二人のトークセッション。
そして、もうすぐ創業100年を迎えるマルニ木工の考える「ロングライフデザイン」。
家具には樹齢70年から100年近くの貴重な木を使用していること。
極力無駄なく使うため、そして家具を使い続けてもらうための取り組み—。
ここでしか聞けない突然のトークも飛び出し、まさにリアルならではの場となりました。

ナガオカケンメイ氏から見たマルニ木工の印象は、「非常に勇気のある会社」だそう。
木への愛情とものづくりの確かさ、技術があるからこその勇気。
数々のお話から、100年続く企業たる木への深いこだわりと愛情を感じましたし、今も続く定番と、そこに加わる時代のエッセンスを大切に、新たな挑戦を続けていることを知ることができました。

マルニ60新作お披露目と授賞式

イベントは終盤に差し掛かり、マルニ60新作のお話へ。
「MARUNI60 PROJECT2023」で当社スタッフ オクザワのアイディアが採用され、1年の製作期間を経てこの夏製品化となった「子供用家具」のお話です。
単にオリジナルデザインを小さくするのではなく、テーブルとチェアのバランスや安全面等を考慮したマルニ木工の技術と工夫が詰まった新作。
授賞式ではオクザワも登壇し、ご挨拶をさせていただきました。
今回の製品開発にまつわるお話は、オクザワから姉妹店vanillaのブログを通してご紹介させていただく予定です。8月初頭にはこちらでご案内させていただきますので、ぜひ楽しみにお待ちいただけますと幸いです。→2024.8.1追記—製作秘話ブログ公開しました！下記リンクよりぜひご覧ください。

質疑応答・フリータイム

最後は、ご来場いただいたお客さまとの質疑応答やフリータイムの時間。
フリータイムではお客さまとゲストのお二人、スタッフとで交流の時間を経て、トークイベントは無事終了となりました。
熱意のあるご質問や愛のあるメッセージをいただいたり、メモを取られている方がいらっしゃったり。
新作や従来の製品を熱心にご覧いただいたり・・。
皆さまのご様子がとても嬉しく、私たちスタッフにとっても貴重な時間となりました。

「なんでロングライフデザイン？」
「使う人と一緒に育んでいくもの」
これらは今回、私の心に残った言葉のひとつです。

私たちNON VERSUSがご提案する家具や暮らしのものには、ロングライフデザインが根付いているように思います。
なぜロングライフデザインを良いと思うのか、言語化することは少し難しいようにも思えるけれど、お客さまとその思いを共有できるよう、そして良いものをこれからもご紹介していけるよう、常に自分の中に答えを持ち続けたいと思いました。

今回のイベントではたくさんの方にご協力をいただきました。

会場をご提供くださったfudan cafeさま、遠方からゲストとしてご参加くださったナガオカケンメイさま、山中洋さま、そしてメーカーであるマルニ木工のスタッフの皆さま。
何よりも、イベントに足を運んでくださったお客さま。

このたびはマルニ60新作トークイベントにおいて、お忙しいなか多大なるご協力をいただきましたこと、改めて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
NON VERSUS はマルニ60の正規販売店として、マルニ木工とともにこれからもブランドの魅力を発信してまいります。
これからもどうぞ、よろしくお願いいたします！

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最後に、新作の先行販売と、ミナ ペルホネンフェアのご紹介です。

新作（子供用家具）の先行受注販売について

今回製品化されたマルニ60子供用家具は2024年8月1日（木）からの販売スタートですが、当店および姉妹店vanillaでは、全国の販売店に先駆けて先行受注販売を行っております。
実店舗キナルバニラでもご注文いただけるほか、実際の製品もご覧いただけますので、ぜひご来店いただけますと幸いです。

マルニ60フェア2024開催

2024年7月19日(金)から9月1日（日）までの期間、「マルニ60フェア2024」を実店舗キナルバニラにて開催いたします。
マルニ60 子供用家具の先行発売（ご購入特典あり）や、人気のミナ ペルホネン dop “tambourine” のカスタムオーダー（ご成約金額に応じた特典あり）をいただけるフェアです。
通常は4色からお選びいただくところ、こちらのフェアでは全17色からお選びいただけます。
キッズチェアにもお好きな張地をお選びいただけますので、お子様と一緒に選んでいただくのも貴重な体験になりそうですね。

いかがでしたでしょうか。
盛りだくさんの内容となりましたが、最後までご覧くださいましてありがとうございました。
それではまた、次回のブログでお会いしましょう〜。

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