CH24(Yチェア)の魅力とは？【ペーパーコード編】

こんにちは。
キナルLABOホリノウチです。

1950年の発売から今もなお、世界中の多くの人々から愛され続けるCH24(Yチェア)。
街中のお店やインテリア紙、ドラマやCMなどのメディアでも目にする機会が多く、インテリア界の定番商品と言ってもいいのではないでしょうか。

 

それだけ多くの人に愛されているには理由があるはず！

『CH24(Yチェア)ってどんなところがいいの？』
『なぜ多くの人々から愛されているの？』

という疑問を“CH24(Yチェア)の魅力とは？”と題して、パーツや使い心地などについて着目し、
シリーズとしてお伝えしていきたいと思います。

 

シリーズ第一弾は、座面に使われている“ペーパーコード”についてお話ししていきます。
ペーパーコードとは、家具用の紙紐のことで、樹脂を染み込ませた紙を撚り、さらに３本を捻り合せて出来ています。

 

紙で出来ていると言うと、椅子の座面に使って大丈夫！？破れない！？と思う方もいらっしゃるかと思いますが、
大丈夫です！実はペーパーコードって柔和で温かみを感じる見た目からは想像できないような、たくさんの機能性を持ち合わせているんですよ。

ペーパーコードの原材料となる紙は短い繊維で出来ている再生紙などとは異なり、バージンパルプという繊維が長い天然のパルプを使用しています。さらにそこへ樹脂を含ませているのでとても丈夫です。

ペーパーコードがいかに丈夫かをお伝えする為にキナルスタッフで綱引きしてみました！笑
スタッフ５名で全体重をかけて思いっきり引っ張り合いましたが、びくともしません。

 

汚れたり、濡れてしまった際も正しくお手入れをしていけば、使用頻度や方法、環境にもよりますが、公共の場では約10年、一般のご家庭では約15〜20年ほどはペーパーコードの張替えは不要と言われています。

ペーパーコードは多少の撥水性もあるので、汚れてしまった際には水や石鹸水などでお手入れも可能です。（CH24のお手入れ方法については【メンテナンス編】でご紹介の予定です。）

 

ペーパーコードは革のように経年変化をしていきます。使い始めは張り感のある座り心地ですが、時間の経過とともに少しずつ座る人のお尻の形に合わせて馴染んでいきます。

入荷時

 

約５年使用

 

 

CH24(Yチェア)の座面は３層構造になるようにペーパーコードが編み上げられています。
それによって座面の中に空気の層が作られ、夏は蒸れにくく、冬はヒヤッとしないので、１年中快適に座ることが出来ます。

 

またペーパーコードを座面に使用することで、CH 24(Yチェア)の大きな魅力の１つでもある“軽さ”を
生みだしています。女性でも片手で持ち上げられるほどの軽さです。
毎日のお掃除や椅子の出し入れや移動など、椅子が軽いとそれだけで負担が減るような気がしますよね。

カール・ハンセン＆サン正規取扱店のキナルLABO (宇都宮)ではCH24(Yチェア)の他にもペーパーコードを使用した椅子をお試しいただけますので、ぜひペーパーコードの座り心地を体感しにいらしてくださいね。

次回の“CH24(Yチェア)の魅力とは？”シリーズもお楽しみに♪

ホリノウチ

——————————————————————————–

■キナルLABO（実店舗）
※カール・ハンセン＆サン正規取扱店

住所：栃木県宇都宮市松原2-5-21 木材会館１階
TEL：028-612-5618
Mail：labo@nonversus.jp

営業時間：13:00～17:00
定休日：水曜・木曜
※休業日のスケジュールはInstagramにてご案内しております。