こんにちは。
キナルLABOのホリノウチです。
前回のブログでは“ヴィルヘルム・ラウリッツェン”と彼によってデザインされた“Vegaチェア”についてご紹介しましたが、今回は後編として“Foyerシリーズ”についてご紹介していきたいと思います。
Foyerシリーズの“Foyer”とは玄関、ロビーを意味します。
その名の通りFoyerシリーズはヴィルヘルム・ラウリッツェンが設計したデンマークのラジオハウス(デンマーク国営放送局)のロビーの為にデザインされました。
Foyerシリーズはベンチ(VLA75)、ラウンジチェア(VLA76)、ソファ(VLA77)の3種類。
Foyerの魅力をそれぞれの製品と共にご紹介していきますね。
まずはベンチ(VLA75)から。
座面いっぱいに贅沢に貼られている丹念に仕上げられたレザーがとても印象的で、張りがありながらもクッション性を感じる柔らかな座り心地です。
細部にもカール・ハンセン&サンの丁寧で繊細な職人の技を感じることが出来ます。
脚の削り出しも丁寧に施されているのがわかります。
次にラウンジチェア(VLA76)。Foyerシリーズの特徴である、丸みを帯びた柔らかなデザインです。
背面がカーブしていることで、背中によりフィットし、優しく支えてくれます。
オークのフレームは、前脚、後ろ脚、アームの3つのパーツから構成されています。
言われないと気づかないほど、ひと繋ぎにみえるそのデザインは継ぎ目が目立たないように細心の注意が払われ手作業で作られています。
最後にご紹介するのはソファ(VLA77)。
背面と座面いっぱいに縫い付けられた手作りのボタンが柔らかな雰囲気を醸し出しています。
真鍮で出来たビス隠しがチャームポイント。細部までこだわりを持ってデザインをしていたヴィルヘルム・ラウリッツェンらしさを感じます。
前編、後編と2回に渡りご紹介したヴィルヘルム•ラウリッツェンによってデザインされた数々の家具の中に座ってみたい!触れてみたい!と思ったチェアはありましたか?
VegaチェアはコンサートホールVegaでしか、Foyerシリーズはラジオハウスでしか座ることが出来ませんでしたが、今回カール・ハンセン&サンによって製品化されたことによって、デンマークに行かずともヴィルヘルム•ラウリッツェンのデザインを身近に感じていただけるようになりました。
キナルLABO (宇都宮)では、VegaチェアやFoyerシリーズなどヴィルヘルム•ラウリッツェンによってデザインされた家具を実際に体感していただけるイベント、”カール•ハンセン&サン巡回展『THE SOUND OF DESIGN』”を4月1日(土)〜4月24日(月)まで開催しております。ぜひご覧にいらしてくださいね。
※巡回展の詳細はこちらのブログでご案内しております。
ホリノウチ
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■キナルLABO(実店舗)
※カール・ハンセン&サン正規取扱店
住所:栃木県宇都宮市松原2-5-21 木材会館1階
TEL:028-612-5618
Mail:labo@nonversus.jp
営業時間:13:00~17:00
定休日:水曜・木曜
※休業日のスケジュールはInstagramにてご案内しております。
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