こんにちは。
キナルLABO ホリノウチです。
4月15日(土)にカール・ハンセン&サンよりスタッフの方と職人の方にお越しいただき、CH24(Yチェア)の座面のペーパーコードの張替えのデモンストレーションとトークショーがキナルLABO (宇都宮)にて開催されました。
キナルスタッフもワクワクと心躍るようなイベントでしたので、今日はこのブログを通して、イベントにご参加いただけなかった方にも、イベントのワクワク感をお伝えしていければと思います♪
イベントはカール・ハンセン&サンのご担当者の方のトークショーからスタートしました。
映し出されたスライドショーを見ながら、カール・ハンセン&サンがどのようにして創られたのか、CH24(Yチェア)が誕生した経緯、カール・ハンセン&サンの家具に使用されている木材や座面に使用されているペーパーコードについて、CH24の構造について、日頃のお手入れの方法などの貴重なお話を聞くことが出来ました。(次回からのブログではお話しいただいた内容に基づいて、CH24をより詳しくお話しさせていただく予定です♪)
トークショーの間には、実際に職人の方がCH24(Yチェア)のペーパーコードの張り替えのデモンストレーションを行ってくださいました。
まだ枠組みだけのCH24(Yチェア)。
枠組みだけの姿を目にするのも珍しく、ここからどのように完成されていくのかを想像して胸が高鳴ります。
ペーパーコードの張り替えがスタートです。
素早く、丁寧に、正確に、1巻1巻編み上げていく姿はまさに職人技!
私も実際にペーパーコードを張り替える様子を目にするのは初めてだったので、職人の方の華麗な手捌きに魅了され、カール・ハンセン&サンが大切にしている“クラフトマンシップ”をより身近に感じることが出来ました。
またデモンストレーションの中では、お客様をはじめ、キナルスタッフもペーパーコードの張り替えを体験させていただきました。
体験したスタッフに感想を尋ねると『ペーパーコードが弛まないように引っ張りながら、均等に張っていく作業は思っていたよりも力が必要で、1周ペーパーコードを張っただけでも額に汗が滲んできました。』と言っていました。
別のスタッフが『1周張っただけなのに明日は筋肉痛になりそう。』と言うと職人さんが『やはり、慣れないうちは力んでしまって変なところに力が入ってしまいます。コツを掴むまでには、1日8時間を編み続けて、1年ぐらいかかります。』とおっしゃっていました。
また、修理で戻ってきた椅子のペーパーコードの張り方を見れば、どの職人さんが編んだものかがわかるそうです。すごい!!
今回のトークショーとデモンストレーションを通して、それぞれに木目やペーパーコードの張りなどに個性があり、1脚1脚が特別なものであることを再確認出来ました。私も自宅でCH24(Yチェア)を愛用しているので、自分のCH24(Yチェア)がより特別な1脚に思えて、さらに愛着が湧きました。
キナルLABOでは、これからも様々なイベントを開催していきたいと思っておりますので、次回の開催を楽しみにお待ちくださいね♪
ホリノウチ
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■キナルLABO(実店舗)
※カール・ハンセン&サン正規取扱店
住所:栃木県宇都宮市松原2-5-21 木材会館1階
TEL:028-612-5618
Mail:labo@nonversus.jp
営業時間:13:00~17:00
定休日:水曜・木曜
※休業日のスケジュールはInstagramにてご案内しております。
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